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落第・放蕩からの大成功。痛快で笑える偉人 『わが企業再建―早川種三経営回想録』
Jun 1, 2026
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昔話はいつだっておもしろい ちばてつや『ひねもすのたり日記』
May 25, 2026
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いい先生ってなんだ?
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ストリートカルチャーとしての連歌と中世
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紹介・反逆・連帯。家庭料理史を概観する。 阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ』
Apr 27, 2026
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| 6/1/26 | ![]() 落第・放蕩からの大成功。痛快で笑える偉人 『わが企業再建―早川種三経営回想録』 | ▼69今回の感謝本:構成:牧野茂、黒崎誠『わが企業再建―早川種三経営回想録』(プレジデント社)【今回のトピック】鈍器本からビバーク/気晴らしに読んだ『脱力偉人伝』で出会った怪人・早川種三/笑えるほど痛快な人生/財をなした父・早川智寛/軟禁された萩で松下村塾のメンバーらと学ぶ/後輩キャラ、大量の雑務をこなして官僚に/土木会社・早川組を立ち上げ公共事業で大成功/早川家のルール:跡継ぎ以外の子には20歳になったら財産分与/慶応に進んだ種三、50億ゲット!/花柳界・四谷荒木町に下宿し放蕩に次ぐ放蕩/日本にやってきたばかりのスキーと登山に没頭/年間280日は山、残りは夜遊びで50億使い切る/卒業後、文無し職無し/カネオクレ ダメナラシヌ→シネ/山岳部仲間とペンキ屋を開業/三菱地所に飛び込み営業/「大学出のペンキ屋」がウケまさかの受注/好調も一番の得意先がまさかの破産寸前で支払い滞る/払えません。なんならあんたが経営してよ→いいよ/どんどん舞い込む再建依頼/有楽町でヤクザと戦う/仙台放送の争い/80歳を迎えても現役再建人生/そもそも再建に必要な能力って?/当時珍しい対話型経営者/労組と手を取りあう姿勢/ 落第し10年慶応にいたおかげで培った豊富な人脈/得意技:企業継続価値の担保を洗い直す/明るいノリの大人物▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 5/25/26 | ![]() 昔話はいつだっておもしろい ちばてつや『ひねもすのたり日記』 | ▼68今回の感謝本:ちばてつや『ひねもすのたり日記』(小学館)藤岡みなみ編『超個人的時間旅行』(ハヤカワ文庫JA)保坂和志『鉄の胡蝶は』(講談社)【今回のトピック】読書量と読了率/どどどど読了!/執筆体制に入るために読む本ってある?/武田の執筆トリガー本・千葉雅也『デッドライン』/伝えたいことのために伝えないことを決める/積ん読・併読本を眺めると見えてくるもの/未来の選択肢を置いておく/87歳による連載漫画/1話4Pフルカラー/現代と過去を気まぐれに行き来する/「てつやはね」という語りの型の力/接続詞はいらない/サブ感謝本2冊/異例のZINEから文庫化/日記本ブームの牽引者のひとり・古賀及子/一軒家を通して見る西小山史/記憶外の過去を現在形で記す圧巻のラスト/保坂和志の最新刊は装丁・横尾忠則/保坂的時間論にうっとり/美女の前で10代に戻ってしまう80歳のおじいさん/いつまでも年上に見えるプロ野球選手/ 保坂和志のなにがおもしろいのか/フリージャズの楽しみ/ エドゥアルド・ガレアーノ『日々の子どもたち』/ふたたび『ひねもすのたり日記』へ/語らないことで語る技/自慢や武勇伝ではない昔話はそもそも楽しい/見開きの大ゴマの大感謝シーン/自由な時間感覚に読者はどこまでついてこれるのか/カイロスとクロノス/滝口悠生作品のラストシーン/磯崎新建築に見る切断面▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 5/18/26 | ![]() いい先生ってなんだ? | ▼67【今回のトピック】コメントが届きました/いい先生ってなんだ?/自主性を重んじることと「型」を伝えること/好きだった数学のおじいちゃん先生/最強の生徒こそがいい先生である/『地獄に堕ちるわよ』陽明学者・安岡正篤に取り入る細木数子/非対称のコミュニケーション/悪い意味で年をとらない教員たち/学びに外圧は必要か/現代文の先生「柄谷行人も読んでないの?」/好奇心への挑発/サボるなら本気でサボれ/IQ→EQ→CQ(好奇心指数)の時代へ/「好きなことを深めなさい」という残酷さ/消費と創造のあいだ/柄谷行人「命がけの跳躍」/先生の良さは事後的にやってくる/統制的理念と構成的理念/大学教育と無限遠点/デデキントの切断!/正解のなさに耐えられるのは無限の好奇心/学生の評判がいい先生は本当にいい先生なのか/盛り上がる授業をつくるのは難しくない/熱血先生の承認欲求のキモさ/斜に構えて真摯に受ける/ライブ会場、どの位置でどう観る?/武田さん、なんで教えたいんすか?/「見て学べ」のロマンと効率の悪さ/四谷学院の55段階個別指導/伝説を技術に変えたい!/ドリルとスパーリング▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 5/4/26 | ![]() ストリートカルチャーとしての連歌と中世 | 66今回の感謝本:綿抜豊昭『連歌とは何か』(講談社選書メチエ)小西甚一『宗祇』(筑摩書房)奥田勲 著/日本歴史学会 編『人物叢書 宗祇』吉川弘文館)綿抜豊昭『戦国武将と連歌師 乱世のインテリジェンス』(平凡社新書)【今回のトピック】松尾芭蕉回の伏線回収してゆく/古池やの「ふる」は宗祇オマージュ/中世では和歌より連歌がブーム/新概念・サブ感謝本/廣田式鈍器本主軸のリサーチ術/トピックのしっぽをつかめ/サイファー的共創文化/ルール整備を行った二条良基/公家と武家を繋ぐ連歌由来の慣用句「あげ句の果て」「花を持たせる」/ゲームマスターとしての連歌師/100人で遊ぶ百韻/二条良基、菟玖波集(勅撰連歌集)を編む/武家でも楽しめるカルチャーに!/和歌と敷島の道、連歌と筑波の道/七賢人の時代へ/地方の守護大名や町民も楽しむように/地域コミュニティ「講」でのサイファー/45歳まで記録が一切ない謎の人物/テストに出るぞ、古今伝授!/テキストの裏を読む技術/宗祇、弟子に三条西実隆をとり出世街道へ/地方武士のコンプレックスを刺激するビジネスモデル/地方巡業とハスリング/歌会と加持祈祷を組み合わせた怪しい稼業/足利幕府、連歌の省庁「北野連歌会所奉行」を設立。宗祇を長に/68歳で最高傑作の「新菟玖波集」の制作へ/編集部あるあるのトラブル三昧/原稿の修正依頼を無視される/困難の果てに完成し連歌のマスターピースに/82歳、歌を口ずさみながら逝く/江戸町民文化の元型?▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 4/27/26 | ![]() 紹介・反逆・連帯。家庭料理史を概観する。 阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ』 | 65今回の感謝本:阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―』(新潮新書【今回のトピック】武田、探求するテーマが見えてきた/妻が大黒柱の家庭も2年目/家事ほどマルチタスクな仕事はない/小林カツ代と栗原はるみ=三浦知良と中田英寿?/1882年、女性向け料理教室・赤堀割烹教場誕生/廣田の「知の当て勘」/初の料理研究家といわれる赤堀全子、『きょうの料理』に関わる/1950年代=都市生活者が核家族化/性別役割分担の定着と西洋料理/外交官夫人・飯田深雪、食卓に花を飾る/60〜70年代前半=郷愁と標準化/家電が普及したのに家事時間が増えた理由とは/手間のかかる人気メニューとしてのハンバーグ/都市生活者の味の郷愁と土井勝/海軍・屠殺・調理/「おふくろの味」の誕生/7,80年代=飽食の時代/女性の独身時代が長くなった/ロシア貴族の妻となった入江麻木のパーティ料理/パリの調理学校で学んだ城戸崎愛/バブルと男女雇用機会均等法/ 高度経済成長期と「主婦の一般化」/主婦論争のプロセスから見る女性と家事、労働の歴史/上野千鶴子「愛という名の労働」/女性ヒエラルキーの5階層/あこがれとしての専業主婦/アジテーターとしての小林カツ代/効率性とあなたらしさ/少量の油で揚げ焼き=カツ代の発明/反戦、護憲、動物保護/「料理の鉄人」で陳健一に勝利/塩の専売廃止とアジアフードブーム/アイドルとしての栗原はるみ/36歳で料理番組の裏方としてデビュー/代表作『ごちそうさまが、ききたくて。』異例の200万部/本人のライフスタイルとストーリーでレシピを展開/社会変革を狙ったカツ代と主婦であり続けるはるみ/ビーフシチューによる定点観測/社会の変化と連動した「制作として料理」のあり方にくらう/料理研究家から料理家の時代へ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 4/20/26 | ![]() 中年とは小仏トンネルの渋滞である | 64【今回のトピック】コメントが届いていました!/武田、この4月で40歳に/29→30歳はうれしかったけど…/中年の危機論の流行/ユングいわく人生の午後/中年の狂い=不倫、転職、起業、筋トレ、新しい趣味、若さへの執着…/「若さとはなにか」に相対的に気づく/いつオールができなくなったのか/武田、青春時代の記憶残りすぎ/記憶とニューロダイバーシティ/大学講師は老いに鈍感/年齢±15歳までしか共感できない説/中年にもフェーズがある/中年は小仏トンネルの渋滞である/渋滞パニック=中年初期の焦り/進まなさに慣れる中年中期/一見地味な日常こそラディカル/渋滞、筋トレ、鈍器本は相似形/「小さい仏ってとこが深いんすよ』/大きな別れは案外あっけなくやってくる/影響を受けた人が亡くなる季節/草下シンヤ『あきらめましょう』/池田清彦『40歳からは自由に生きる』/人間の寿命38歳説/高市政権誕生後、モードチェンジした武田/助動詞に気をつけろ!/タナカカツキ『今日もまたそんな日』/ブルシットジョブの究極系=アート/居酒屋の「親父の小言」は世界の真実である/ケンドリック・ラマーの説教臭さ/リアルかフェイクかわかってくるの/中年を迎えたインフルエンサーは何を担保にするのか/結局担保の話になるな▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 3/30/26 | ![]() 詩人大使が見た夢 中條忍『ポール・クローデルの日本』 | 63今回の感謝本:中條忍『ポール・クローデルの日本 〈詩人大使〉が見た大正』(法政大学出版局)ポール・クローデル 著 /奈良道子 訳『孤独な帝国 日本の一九二〇年代』(草思社文庫)【今回のトピック】法政大学出版局いい本多い/ポール・クローデルって知ってる?/詩人×外交官/パリ郊外。人口400名の小さな村で生まれる/暗い森と奇岩たちが彩る魔境/彫刻家の姉・カミーユ、ロダンに弟子入り/ロダンのハラスメントで精神を病む/東洋へのあこがれが/映画『カミーユ・クローデル』、U-NEXTで見れます!/当時の科学主義的なパリで詩に目覚める/近代化への反逆としての象徴詩/「感覚のすべての錯乱」by ランボー/マラルメの詩の教室「火曜会」/外交官の夢のためパリ大で法学を/ノートルダム大聖堂で聞いた聖母讃歌で覚醒/詩、法律、カトリシズム/首席で外交官試験に合格/1898年、旅行で念願の日本へ/東照宮を冥界の入り口、森の中の黄金の方舟に見立てる/西洋と東洋を結びつけながら比喩を駆使/マラルメ=描写禁止、現象が意味するものを比喩で描く/1921年、とうとう日本大使として来日/「詩人大使やってくる!」と新聞で報じられる/横断的・学際的知識人の時代/「日本人の心の底を知りたければ、ものの「ああ…!」を知るべし」/日本国内で俳句を嗜んだ最初の西洋人/漢字の部首から影響を受け、詩にスラッシュを入れまくる/画家・冨田溪仙とコラボした豪華本/「劇では何かが起こり、能では誰かがやってくる」/過ぎ去った時間へのまなざし/日本を舞台にした戯曲「女と影」への芥川によるキレキレな批評/中野重治、僻みっぽくクローデルを批判/外交官としては何をやった?/軍縮と「孤独な帝国」ニッポン/仏領インドシナ時代/渋沢栄一と日仏会館をつくる/「日本人は貧乏だが高貴だ」/現代日本は文化的ナラティブが苦手/先崎彰容の高市首相批判/政治・経済・文化/教養=横断的な知/教養が存在していたのは昭和まで?/応接間の百科事典と全集/クローデルが本国に送り続けた書簡の文学性/国際関係上、今こそ「詩人大使」が必要では?▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 3/23/26 | ![]() 家事、生きる手立ての技術と文化 | 62今回の感謝本:小林ケンタロウ『とびっきりの、どんぶり』(文化出版局)島津修『いちばんくわしい魚のおろし方と料理』(成美堂出版)長谷川あかり『のせごはんとかけごはん』(主婦と生活社)ウー・ウェン『料理の意味とその手立て』(タブレ)【今回のトピック】なぜ武田は創作術系の本に惹かれるのか/創作現場に哲学が宿るのは日本的?/保坂和志『小説の自由』のおもしろさ/メイキングへの関心/ジャッキー・チェンの映画のNG集/Yaejiのスタジオツアー/作り方=その人が編み出した世界との関わり方/原点は福音館書店『工作図鑑』/子育てと家事労働の中での戸惑いと知恵熱/本ってどう読むんだっけ/テクネー(技芸)の側の人/自分の知のあり方を見つめ直す/生活の中で作ることと知ることがセット/それって料理では?/1日5食・4000kcal摂っていた高校球児時代/上京時に母から送られたケンタロウのどんぶり本/実家からの定期便に入っていた米と缶詰め/衝撃だったカレー蒲焼き丼/料理することで味わう能力も上がる/18歳で初めて食べた本格的なガパオのおいしさ/もっとおしゃれなものを作りたい!/手間かける時間はないが会得した技術は使いたい/島津修『いちばんくわしい魚のおろし方と料理』/魚裁きはDNAによるデザインをリバースエンジニアリングする行為/好きなのはヒラメの5枚おろし/近年もっとも女性からの支持を集める料理研究家・長谷川あかり(武田調べ)/材料少、工数少、ちょっとした意外性のおいしさ/隠し味と取り合わせ/お気に入りの鮭とさつまいものわさびクリーム煮/北野映画における暴力と哀しみ/「リュウジ、信じてるからな」現象を分解してみる/リュウジと長谷川あかりの通奏低音/シンプル、工数少、うま味重視、刺激重視/リュウジによる酒蒸しハンバーグ再現動画で明らかになったこと/ミニトマトとグルタミン酸/最新刊『のせごはんとかけごはん』/空前ブームの「ぽいぽいつくねとしゃきしゃき野菜のまぜごはん」/表紙のツナ入りおふとんかけごはんが時代を越えてつながった!/ウー・ウェン『料理の意味とその手立て』内のエッセイ「生きる手立てを持つ」 /家庭料理において大切なのは知恵だ、の一言に救われる/化粧品会社におけるレシピのあり方/AIで作曲してみた結果/神経美学の論文をプロンプトの隠し味とする/ミン・ヒジンがXGをプロデュースしたら?/料理研究家とシェフの違い▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 3/16/26 | ![]() エンタメ小説のおもしろさとはなにか? | 61今回の感謝本:【今回のトピック】楽しみのために本読んでる時間ある?/いったん純文学・エンタメでわけるよ/エンタメ小説大好き廣田/エンタメ・純文学の区分けは出版社の組織構造から/ゼロ年代文学の越境性/メフィスト賞出身の作家たち/ミステリやSFの手法が純文学に持ち込まれる/先駆者としての村上春樹/不良債権としての文学/他ジャンルの書き手が純文学に登場/J文学 by 佐々木敦/舞城王太郎という一番星/辻村深月作品を通っていなかった武田/教え子たちから薦められた『かがみの孤城』/2010年代に各社がヤングアダルト的な文庫レーベルを新設/廣田、電通時代にダッシュエックス文庫をCDとして担当/おすすめは山形石雄『六花の勇者』/カルト宗教がテーマの東崎惟子『君を狂気と呼ぶのなら』/「おれ、けっこう好きなんすよ!」/出張先で一気読み/このミス大賞文庫グランプリ受賞作、四島祐之介『アナヅラさま』/ぎこちなさとドライブ感の融合/ミステリにおける死体処理の問題/禁じ手によって完全犯罪を成立させる/ミステリ小説のおもしろさとはなにか/令和のミステリにはヘンなのが多い?/ #BookTokの盛り上がり とノエル・W・イーリ『アンドレアを呼んで』/3人の被害者たちの語り/トリック以上にナラティブが斬新/探偵と推理のパターンは出尽くしているのではないか?/謎解き×別レイヤーのおもしろさのかけ算/全エンタメジャンルにミステリ、ホラー、SFの文法が侵食する時代/ジャンルと技術のクロスオーバー/いつからみんなが伏線回収というワードを使うようになったのか/カズオ・イシグロとミステリー/女性蔑視、結婚詐欺と批判される国民的作家・村上春樹/春樹と美少女ゲーム/世界文学として注目される国内女性作家たち/現代メディア環境下での文学の生き延び方▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 3/2/26 | ![]() タブー視された哲学者を辿ったら現代につながった 杉山亮『井上哲次郎と「国体」の光芒』 | #60今回の感謝本:清水唯一朗『原敬 「平民宰相」の虚像と実像』(中公新書)水野博太 『「支那哲学」の誕生 東京大学と漢学の近代史(東京大学出版)杉山亮『井上哲次郎と「国体」の光芒 官学の覇権と〈反官〉アカデミズム』(白水社)【今回のトピック】ずっと大正時代が気になる廣田/初の平民出身の首相・原敬/江戸=儒学、明治=西洋の学問/南部藩校の系譜・作人館/北寮=西洋、南寮=儒学/上京後、学校になじめずカトリックの宣教師から学ぶ/江戸と西洋、教養のハイブリッド/清仏戦争時代に外交官に/現代にはいないタイプのエリートたち/問い:江戸末期の学問的素養と知性はいつどこで消えたのか?/当時は漢学=儒学が正統/ペリー来航から知の変革が始まる/佐久間象山と横井小楠/実学は西洋、道徳は儒学/西洋の学問を翻訳した西周/学問を宗教や道徳から切り離すための百学連環/明治10年、開成学校と東京医学校が統合され東京大学誕生/加藤弘之、東大のプログラムを進化論をイメージに構築/本日のメイン・井上哲次郎!/後にタブー視され井上は何をやらかしたのか/形而上 by 哲次郎/現象即実在論=目に見えないものも実在するという考え /加藤 VS 井上の哲学風政治ゲーム/軍部にとって都合のいい現象即実在論の勝利/哲次郎、教育勅語を哲学的に裏づけようと『勅語衍義』を著す/近代以降の御用学者の祖/民主主義は天皇崇拝のために必要という謎ロジック/儒学を哲学に変える/哲学=考える、儒学=身につける/「日本にも哲学があったんだ!」というトンデモ論文「日本陽明学派之哲学」/それを再評価した三島由紀夫/哲次郎、漢学者にビーフをしかけて嫌われる/国体を形成するための思想的裏づけへ/早稲田に尖った右派の研究者集まる/東大=科学指向、唯物論的/早大=ハードコアな日本論/井上が嫌悪したキリスト教と内村鑑三不敬事件/「国家神道は宗教ではない。政治哲学だ!」/1910年のおもしろ事件・千里眼事件/当時盛り上がっていた変態心理学/超常現象を研究していた東大の福来友吉/透視能力を持つ御船千鶴子の実験に哲次郎も立ち会う/ねつ造疑惑で友吉、東大を事実上追放/哲次郎、南方熊楠と戦う/哲治郎「三種の神器のうち鏡と剣は失われて久しい」→不敬事件へ/不敬のブーメラン/感謝本3連コンボ/井上哲次郎を扱うこと自体がタブー/三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」で自決に至る思想を表明/感謝ポイントを探すもバッドエンドに……/戦後教育のせいで見えづらい「国体」とその中心/やっぱり今って、当時と似てない?/右派左派のタグだけで議論することの貧しさ/民族主義団体・一水会のまっとうさ/左右でも上下でもなく「奥」を意識したいね/西洋概念を二字熟語に翻訳した当時の研究者たちの凄み/哲次郎には感謝が足りなかった?/次回、さらなる大ネタが? ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください! | — | ||||||
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| 2/23/26 | ![]() なぜ、なんのために書くのか 津村記久子『ふつうの人が小説家として生活していくには』 | #59今回の感謝本: 津村記久子『ふつうの人が小説家として生活していくには』【今回のトピック】毎年最後の授業ではなんかいいこといいたい/歴史は繰り返さないが韻を踏む/母校の教壇に立つということ/若者の悩みは二項対立しやすい/趣味と仕事どっちを選ぶか/授業で流した舐達麻・バダサイのMC/芥川賞受賞作家・津村記久子さんのデビュー20周年インタビュー集/聞き手が夏葉社代表の島田潤一郎さん/シンプルだからこそ目を引く帯の惹句/この番組の裏テーマ=武田の書き方研究/氷河期世代当事者の語る生活と創作の切実さ/パワハラでやめた1社目/祖母の看病と小説執筆/定時退社して映画みて帰る、それだけで十分楽しい/新宿紀伊国屋帰りに食べる水山のちゃんぽんうどん/夜中の2時に起きて執筆しまた寝るスタイル/サッカーのインテリジェンス、ボールタッチ、ボディバランス、年老いても衰えないものは?/小説家志望だった島田さんならではの切実な問いかけ/好きなものを深く掘ることだけを続けてきた津村さん/中3でたどり着いたハスカードゥ/「見つける力」/好きなものを深く掘ることには努力も才能も必要ない/掘って出会った知が連なり「教養のようなもの」をつくる/武田の提唱する知識の鳥居論/教養と文脈が軽視されてる現代社会/自律・自立と創作/ハンバーガーとコーラを自作することで世界が変わる/インディビデュアルであるために/創作論は属人的/映画監督と料理人とラッパー/方法論論者にならないために/「武田さんは武田さんをもっと観察した方がいいっす」/つまらなさを受け入れる/ひらめきの打率/でもやるんだよ、好きだから/やってる間のつまらなさ/70点以上を出し続けられること/鈍器本から逃げ出したい/読み手にとって価値ある行為なのか?/俺視点からは入り客視点でまとめるのが編集/草野球の観客をよろこばせること/もし、廣田が武田の担当編集だったら─/タイラー・ザ・クリエイターの創作論/執筆はただの作業/内言語に耳を傾けよう/本当におもしろいことは、本当にいやなこと▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 2/16/26 | ![]() 「おもしろさ」を言語化してみる | #58【今回のトピック】なぜ人は選挙速報を見るのか/選挙は大きな物語?/おもしろいとはなにか/圧倒的共時性/選挙特番を録画して見ることはない/共時性が祝祭性を生む?/バッド・バニーのハーフタイムショー/パロールとエクリチュールから考える/格闘技はリアタイコンテンツ/本は時間が経つほど意味を持つ/おもしろさ2段階説/ラッスンゴレライとは何だったのか/ガートナーによるハイプ・サイクル/エンタの神様=TikTok/呂布カルマのお笑いバース論/地と図で読み解くタイミング論/笑いと風土/退屈な本の中におもしろさを見出す方法/付箋は「へ〜」という意外なポイントに貼る/「へ〜」を「なるほど!」に変える文脈をdig/「へ〜」から生まれた問いを新たな「へ〜」で回収し「なるほど!」に繋ぐ/緊張と弛緩と参加意欲の三角形/おもしろい本は案外少ない/推理小説的に話を進める/ひとつの事象を掘ると生まれるあらたな問い/いい本=書いてあることをしたくなる本/逆接をどこに置けるか/編集の基礎スキル=逆張り/マルボロ・ブラックメンソール誕生秘話/マーケと編集の距離感/マジックワード化する編集/編集を秘術ではなく技術として語る/一般論に詳しくあれ!▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 1/19/26 | ![]() 禁断の書を巡る歴史大河ドラマ パトリック・ヴェイユ『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』 | #57今回の感謝本:パトリック・ヴェイユ 著、大嶋厚訳『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』【今回のトピック】芥川回に続く1920年代のお話欧米版/英題『The Mad Man in the White House』/第一次大戦期の米大統領・ウッドロウ・ウィルソン/アメリカ精神医学会(APA)によるゴールドウォータールールとは/主人公はウィリアム・ブリット/外交官でジャーナリストで小説家。ウィルソンの側近のひとり/フロイトにウィルソンの精神分析を依頼した張本人/アメリカ=モンロー主義により「欧州なんて知らんがな」/ドイツの無制限潜水艦作戦/国連創設とブリットの策略/理想主義に執着していたウィルソン/世界的分断を予感していたブリット、メディアに告発/ケインズ『平和の経済的帰結』での予言/米でフロイトの名がバズる/疲れて小説家になったブリット、フロイトと仲良しに/「ウィルソンの精神分析本出しません?」/ルーズベルトに招聘され現場復帰するブリット/スターリンにウォッカ50杯飲まされる/協力者のソヴィエト人の相次ぐ死/ナチの捜査対象になったフロイト救出作戦/1967年、満を持して出版かと思いきやフロイトの娘が拒否/フロイトの弟子・ライクの序文をつけ無理矢理出版/その他の弟子たちブチギレ/生原稿を見てみると…/トランプ政権と重ねてみると?/ブリットは何と戦い何を目指していたのか/フロイトとコカインと数秘術▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 1/13/26 | ![]() 創作を続けるすべての人へ 熊倉献『ブランクスペース』 | #56今回の感謝本:熊倉献『ブランクスペース』(ヒーローズ)【今回のトピック】マンガを読んでこなかったふたり/子育てを理由に○○できないっていいたくない/UFCのゲームを異常にやり込んでいた武田/2歳の娘の取得した「パパじゃま」/本が読めなくなった19歳の夏/中野のまんだらけで出会った古谷実『シガテラ』/創作にまつわる暴力と希望の物語/ネタバレしないで語るのむずくない?/構造を理解ができれば見えない道具を作れるという特殊能力/図書館通いのガールミーツガール/坂口安吾、西東三鬼、三島由紀夫、平出隆、中澤系……膨大な文学のオマージュ/撃つことのできる透明な空想の銃/舞台は多摩東部の架空の町・空代市/想像力が人を殺めかねないというテーマがそのまま現れる/見えない恋人はほんとうに恋人なのか/虚構による危機に虚構で対抗/虚実を越えたキャラクターたちによる大団円/空白、コマ割、マンガでしか描けないラストシーン!/書物全体への感謝があふれ出す/捨象することで得られるリアル/NHK「ねほりんぱほりん」をつくっていた廣田/匿名だからこそ語れるリアル/「なんで?」ではなく「そんで?」という問いかけ/武蔵野の偶然/創作を志したことのあるひと全員に激しくおすすめ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください! | — | ||||||
| 1/5/26 | ![]() 感謝の金貨 論争はマイニングと担保で解ける説 | #55【今回のトピック】2026年初回!/知のマイニングとはなにか/お金のしくみを振り返る/毎年インフレ率2%を目指そうという基本スタンス/あらゆる貨幣には担保となるものがある/仮想通貨におけるマイニングとは/ラッパーは人生をマイニングし「リアル」を担保として「貨幣」=いい楽曲を発行する/アイドルラッパーは「リアル」ではなく「フォロワー数」を担保としている/ジャンル感の対立=担保としているものの違いで発生する/村上隆いわく「現代アート=ルールのあるスポーツであり、認知領域の拡大である」/西洋美術史をマイニングしたがゆえ、日本のサブカルチャーを接ぎ木できる/アートフォームにおける論争は担保先の変化によって起こる説/例題:ケータイ小説は文学なのか?/BOOKS CALLINGは何をマイニングする?/「何を担保にしてる?」という目線で社会を眺めてみる/ミュージシャンの才能と実績が担保にならない日本の銀行システム/CANTEENの実践する私募債/令和人文主義が批判される理由/令和感謝主義は本のおもしろさの外に出ない/SNSによって「数値」を担保にするひとが増えた/目立ちたいだけなら、貨幣発行量を増やせばいい/担保を掘るだけでは自閉的/担保と発行量のあいだで考え続けること/好きなインディーバンドが売れてつまらなくなった=どう解く?/ベンチャー企業と上場企業の経営観の違い/『ノルウェイの森』以前の読者10万人時代の幸福/「このpodcastいいよ」というオーガニックな口コミの重要性/「2回聞いてもおもしろい」にこだわりたい/感謝の金貨を発行する▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 12/15/25 | ![]() 54|芥川は魔都・上海で何を見てしまったのか─藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』 | 今回の感謝本:藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』(春風社)【今回のトピック】2025年最終回/連続鈍器読書で辿り着いた芥川/上海からの帰国後体調不良→「ぼんやりとした不安」へ/上海でなにを見てしまったのか?/村上春樹が書いた芥川評とは/歴史人類学者が調査した芥川の謎/当時の上海に新聞社と出かけた場合、かなりヤバいものを見てしまったのではないか/まずは当時の時代背景を振り返る/1921年=第一次大戦が終わって間もないころ/清から中華民国へ/革命と戦乱直前の魔都・上海/極東オリンピックを上海で/原内閣、東亜新聞記者大会を開催/キーマンは電通の光永星郎、大阪毎日新聞の/当時の電通=ニュースと広告を同じ会社がつくっていた/光永星郎、軍や諜報機関と結託した報道で大いに儲けた/当時の新聞社はほぼ諜報機関/軍や警察とズブズブ/当時の上海にはそんな記者=スパイがうろうろ/勃興しつつある社会主義や共産主義関係者を調査/新聞社以前、海軍学校で英語教師をしていた芥川/前任教師・浅野和三郎、大本教にハマって退職/その後不敬罪で一斉検挙など国内も争乱の季節へ/上海で芥川をアテンドした「村田くん」=孫文とコネのあるスパイ/中国共産党の創設者のひとり・李人傑と芥川の対談を設定/村田の目的は共産党関係者の調査/諜報機関に翻弄されていると知りながらの旅/精神を病み自死した母の秘密/母を知る鄭孝胥に上海滞在中2回も会いに行っている/帰国後すぐ短編「母」を執筆/「上海遊記」で何が書かれてないかが重要/大本教、上海、1920年代、電通、陰謀論/「ぼんやりとした不安」としか書けなかったのでは▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 12/8/25 | ![]() 53|「パーン!」ってなる読書と“恨”の在りか─ 斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』 | 今回の感謝本:金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』(朝日新聞出版)『GOAT meets』(小学館)斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(イーストプレス)【今回のトピック】再読せよと呼ばれてる/「パーン!ってなる」とは/「降りてくる」に近い「呼ばれてる」感/いいライブに行くと視覚が邪魔になる/皮膚も耳なんだから!/「パーン!」の流れを紹介しよう/金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』から/いい意味で過去エッセイまとめ本と思えない編集方針/小説とエッセイが区別されず掲載されることでゆらぐ虚実の境界/オートフィクション、私小説、ノンフィクションノベル/何度も登場する牡蠣と白ワイン/金原、朝吹、イ・ラン鼎談目当てで手に取った『GOAT meets』往年のカルチャー誌のような豪華な企画/韓国独特の民族的情緒・“恨”に出会ったふたり/「ぼくも“恨”で書いてるかもしれない!」/からの、斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』/『82年生まれ、キム・ジヨン』の国際的ブームから遡っていく構成/作品から紐解く韓国の特殊な近現代史/パーン!後の読書はくらうこと確定/なぜ韓国では純文学や詩人の地位が高いのか/光州事件、IMF危機、セウォル号事故/“恨”はどこから生まれるのか/極端な二面性を持ちながら世界に魅力を放つ国▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください! | — | ||||||
| 11/30/25 | ![]() 52|2025年振り返り─感謝とは世界の見方ががらっと変わる瞬間に訪れるもの | 【今回のトピック】人体改造手術を受けた武田/2025年どんな年?/12キロ減量し鈍器本を読み続けた廣田/フリクションネス/安易で便利な時代になるほど人が病むという現象/最新トレンド=苦痛こそラグジュアリー/ビルケンシュトックによるサンダル修理ワークショップ/修理する権利/鈍器本の苦労と快楽/生の実感を取り戻す苦痛と恐怖のエンタメ/寝ながら読むな鈍器本/2025年の感謝本を振り返る/最高の感謝のために/読了済みだが紹介してない鈍器本たち/計画的に偶然を待つ/セレンディピティの打率を上げる鈍器本/知識の鳥居をつくる/生年から現在の年齢を引いた年に書かれた本を読むべし!/「くらう」とはなにか/三大欲求は満たしすぎてはいけない/世界の見立てが変わるような瞬間に訪れる情緒=感謝/来年はよりハードコアに読み続けよう/ひらめきとともに断片と出会い続けること/ドゥルーズとガタリ、あるいはふたりの藤子不二雄/読書術ではなく読書スタイルをつくりたい▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください! | — | ||||||
| 11/4/25 | ![]() 51|易から見るビジネス・近代・横浜 | 今回の感謝本:高木彬光『「横浜」をつくった男 易聖・高島嘉右衛門の生涯』(光文社文庫)【今回のトピック】田中純『磯崎新論』が出てくると思ったが/ネオダダにコミットしてた磯崎は建築ぎらい?/戦中派ゆえに感じる「建てることの不可能性」/反建築のまま建築すること/廃墟の絵からスタートしたつくばセンタービル/電通出身ながら広告をつくったことがほぼない廣田/反広告、反マーケ、反プロモーション/一番ラジカルなのはコンテンツ/財閥レベルの商才があったのに歴史から存在を消した男・高島嘉右衛門/ビジネスマンであり稀代の易者/嘉右衛門、14歳で南部藩の製鉄所事業見積もりを記す/易で地震を予想し的中/外国人相手の伊万里焼き屋を横浜でひらき大当たり/不良外国人とつるみ金銀のレート差を利用しボロもうけ/仲間に裏切られ逮捕/投獄中に本格的に易を学ぶ/語学堪能な若者(後の帝国ホテル支配人)を超高額で雇う/大使館を建てたい外国人から大量受注/和洋折衷の大旅館・高島屋をつくる/大隈重信や伊藤博文を占ってあげマイメンに/鉄道建築を進言し埋め立て事業を担当/日本初のガス会社も設立/陸奥宗光に陰陽論をベースに「横浜に遊郭をつくろう!」と進言/横浜は易でできた町/政局・戦況を常に占う/伊藤博文暗殺を予言してしまい個人を占うことを辞める/拡大路線をとらずすっぱり隠居/易で「見る」大局観のおもしろさと強さ/ずっと再魔術化の話してない?▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 10/27/25 | ![]() 50|送り迎え後のウォーキングから世界を変える─池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』 | 今回の感謝本:池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』(NewsPicksパブリッシング)【今回のトピック】 「いい本ってどんな本ですか?」と聞かれたら/関心のジャストミート本と補助線本/読了後に行動が変わる本/自己啓発書が嫌いだった武田/憑依型人間にとって自己啓発書は劇薬!/習慣づけが難しい子育て世代とトレーニング/保育園送り後に始めた30分ウォーキング/ビジネス・自己啓発書に擬態した仲間集めの書/本は建築・目次は間取り図/メタ社屋上には東京ドーム規模の人工トレイルがある/テンセント本社で社員は歩きながら会議する/万歩計は日本のイノベーション/歩くと脳がフリーになる/若者が好むおしゃれな町=ウォーカブルな町/女性の歩数が少ない町とは/ベアフットシューズに出会って人生が変わったという著者/小股で足のセンサーで地面を味わって歩いていた人類たち/地面の情報を得て考えながら歩く楽しさ/歩くだけで楽しい靴らしい/再魔術化としての徒歩/感謝本が鈍器本を連れてきてくれた/番組でベアフットシューズ・BASHOつくりたいね▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 10/20/25 | ![]() 49|なぜ今、民俗ホラーなのか | 【今回のトピック】武田人生初のホラーゲームチャレンジ中/なぜいまホラーなのか/花王によるホラーゲーム「しずかなおそうじ」/『ネット怪談の民俗学』/2020年代以降のフォークホラーブーム/アメリカの若者、22%が定期的にホラーゲームをプレイ/方南町にあるオバケンの恐怖体験/ホラー的表現がメジャー作品に浸食している/「サイレントヒル」シリーズ概論/最新作『サイレントヒルf』で描かれる1960年代の山間の村/町に散らばる手記の断片から想像する事件のあらまし/周回プレイ前提の分岐型シナリオ/コントローラーのスピーカーから流れるラジオの音/第4の壁を越えてくる演出/最新のイマーシブ型ホラー「Viola's Room」/爆弾処理班体験×演劇「Trigger Point」/なぜひとは恐怖を味わいたがるのか/近代以前のほの暗さへの郷愁/バナキュラーへの回帰と代替不可能性/道の駅とクラフトビール/世界は中世に戻ってる?/「世界の再魔術化」/高度なテクノロジーによってひとは世界から阻害される/狐憑きから統合失調症へ/恐怖による「生」の再獲得/教会建築やグラフィックによる情報伝達=中世的/フェイクニュースと都市伝説の差違はあるか/お化けやゾンビは映し鏡/感謝の妖怪つくりたい▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください! | — | ||||||
| 10/6/25 | ![]() 48|急にいなくなっちゃった「あの人」との別れ方 | 今回の感謝本:宇波彰『旅に出て世界を考える』(論創社)中沢新一『大阪アースダイバー』( 講談社)【今回のトピック】トップ難関校だけが入塾できる東大受験専門予備校・鉄緑会での出会い/東大より過酷な環境/高3から入塾しビリだった廣田/物理の授業で隣になったSさん/異次元難易度の理三/塾帰りの公園でやった花火/Sさん卒業式を欠席しひとりリビアへ/文通のはじまり/思春期特有の距離感/「友達だったら一生仲良くいれるよね」/研究医としてアメリカで活躍/8月、突然伝えられた訃報/同い年の親友ともう会えないなんて思えない/リビア滞在中の手紙に「宇波先生っていう仏文研究者と会った」/1996年にリビア滞在中に書かれたエッセイを発見/同書内に前回の感謝本・中沢厚『石に宿るもの』が登場/大阪ってNYぽくない?/ふとSさんの大阪でのキャリアを思い出す/梅田の紀伊國屋書店で手に取った『大阪アースダイバー』/東西を重要な通りと考えた大阪/生駒山から太陽が昇り中百舌鳥へ沈む/中百舌鳥=古墳のショーケース/古代人「死んだ魂は山へ還る」/万博を無視して往馬大社へ/誰もいない境内に舞う蜻蛉たち/招かれているときの神社はハンパない/「こんな感謝のしかた、あんのかよ〜」/「くらげなす」土地と傀儡子による無縁社会/追悼・本・感謝▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 9/29/25 | ![]() 47|藤井風がシンボルスカを連れてきた!─ヴィスワヴァ・シンボルスカ『瞬間』 | 今回の感謝本:ヴィスワヴァ・シンボルスカ『瞬間』(未知谷)【今回のトピック】執筆の目処が立ってきた武田/あこれがれの文体は自分では扱えない/藤井風への複雑な距離感/ルーティンを手放していく/憑依型はリファレンスを要しない?/本をテーマにしたpodcasterたちのイベント「選書イズラブ (with Podcasters)」に参加します!/本棚の中で光を発していた1冊/激動の時代のポーランドをまなざす詩人/読みを助けてくれる訳者解題/「だって詩集なんだもん」/「瞬間」「ひしめき合う世界で」/処方箋的なことばと問いを拡張してくれる詩/選書なのに自分で選んだ気がしない/たくさんの哀しみを経験したひとの発する優しさ/シンボルスカの2つの大きな喪失/祖国は亡くとも風景はたたずんでいる/自分が自分でいることの圧倒的偶然性/自分にとって大切なことばは自然とつながりあう/ペイフォワードしていくんだ/藤井風がシンボルスカを連れてきた!/書かされているという感覚/「さまよえる魂の通り道」っていうとアレだけど、でもそうだよね▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
| 9/22/25 | ![]() 46|サブスク時代に「音楽」を取り戻す方法 | 【今回のトピック】音楽なにで聞いてます?/それぞれの音楽視聴史/6歳差のメディア体験/ソニーとsonic stage/ipod classicという事件/Winny、Cabos、LimeWire/原体験としてのカセットテープとエアチェック/「廣田くんヒップホップばっか聞いてブレてるよ」/人質としてのミックステープ/mp3→CDへの焼き戻し/サブスクが音楽好きに忌避されていた時代/アクセス権というさびしさ/この1000円でなにを聞くべきかという思春期最大の問い/せっかくだからがまんして聞くか/TSUTAYA棚巡回の楽しさとネトフリDIGのむなしさ/都内レコードショップ巡りというRPG/町を領土化する/必要なコストと豊かさ/音楽メディアは「速い」/ソニーミュージックのCMのサウンドロゴ/試聴なき「本聴」の時代/タワーレコードとゆらゆら帝国/誤配は増えている?/プレイリストと贖罪/作業BGMはAIにとってかわる/The Velvet Sundown以降の世界/サブスク時代に「あの頃」の音楽体験はできるのか?/今こそ音楽メディアに触れるべし!/今こそ『ミュージック・マガジン』を定期購読すべし!/ミュージックバーというメディア/編集、文脈と視点/レビューこそ雑誌の核心/サブスクと雑誌の相性のよさ/BRUTUSのマップアプリ/かつては蔑称だったカタログ誌を復権させたい/調べる権利と楽しさ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 | — | ||||||
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