対立するからこそノベーション(1827回)

対立するからこそノベーション(1827回)

From 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" by kotaro zamma

April 26, 2026 · 20 min · Season 1 · Episode 1827

About this episode

対立が友情を深めることや、無条件の受け入れの重要性について考察するエピソード。

映画『 ウィキッド 永遠の約束 』は、期待をはるかに超えて、大号泣と感動の嵐でした。プログラムから、監督、 ジョン・M・チュウ さんの言葉に、"仲間"の存在について考えさせられました 曰く 「ふたりの世界観が完全に対立し、どちらかが相手を倒さなければならなくなるのです。そうした状況での友情とは? 同時に本作で描かれるのは自らの人生を守りたいという気持ちと、人を愛する気持ちとのせめぎ合いです。そこに善悪の葛藤も加わります。 本来の自分になる勇気を愛する友が持てずにいる時、どの時点で助けるのか。それとも見捨てるのか。 本作ではこうした疑問が友情の醜さと美しさの中に描かれています。どこか悲しくて、ほろ苦い友情を通してね。 そして、美しい歌とダンスを通じて描かれるのは、ふたりの女性の成長と真実を知った時の姿です」 ここから私は思いました 1、対立が関係を深める 2、相手をそのまま受け入れられるか 3、二度と会えなくても続く友情とは 1、対立が関係を深める 実は、ぶつかることは、関係の終わりではないのかもしれないなあと思いました。 むしろ、ぶつかることで、初めて相手の輪郭がはっきり見えてくることもあるなあと ドイツの社会学者・哲学者の ゲオルク・ジンメル は『社会学』の中で、「対立」や「闘争」をネガティブなものとしてだけでなく、 関係を生み出し、維持する力として捉えてます。 良い魔女と悪い魔女と、レッテルを貼られた2人は、何度も対立をせざるを得ない状況に追い込まれながらも さらに強く強固な友情が生まれていった、そのことを思うと、個人や組織や国の対立、紛争も だからこそ分かり合える、良い機会が訪れていると、ポジティブに捉えることで、新たな道筋を描くこともできるかもそれない そんなことを教えてくれてるような気がしました 2、相手をそのまま受け入れられるか 相手が何か間違ってることをしてると思う時、相手を思うほど、「変わってほしい」と願ってしまうことがあるなあと思います でも、それは本当に相手のためなのか、少し立ち止まって考えたくなりました 臨床心理学者のカール・ロジャーズ は、 人は本来、自ら成長しようとする力(自己実現傾向)を持っている と主張し、 その成長を支えるために重要な一つが、無条件の肯定的関心(相手をそのまま受け入れる)ことにあると言われてます。 仲間や例えば子供についても、手を差し伸べることも必要ですが、その人のままでいることを認めることもまた必要なのかもしれない 相手を変えることではなく、 相手が自分で選ぶことを信じられるかどうか。 本当の仲間としてどう接すべきなのか、とても難しいけれども、問い続けなければいけないなあと思いました 3、二度と会えなくても続く友情とは…

People in this episode

Host: 残間光太郎

Topics covered

  • 対立と友情
  • 自己実現
  • 無条件の肯定的関心
  • 友情の持続
  • 成長と変化

Keywords

  • 対立
  • 友情
  • 自己実現
  • 無条件の肯定的関心
  • 成長
  • 映画
  • 社会学

Mentioned in this episode

Books & works: ウィキッド 永遠の約束, 社会学, 星の王子さま

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