#44 故郷喪失の先で、新たな概念を発明?

#44 故郷喪失の先で、新たな概念を発明?

From 録音の肉声 - アートとテクノロジーのポッドキャスト by 録音の肉声

January 26, 2026 · 52 min · Season 1 · Episode 44

About this episode

このエピソードでは、ユク・ホイの『ポストヨーロッパ』を通じて新しい概念の発明について考察します。

English Below! 東京での展覧会直前、ユク・ホイの『ポストヨーロッパ』を読んで思考をまとめる回。ハイデガーの「総かり立て体制」と「惑星化」、京都学派と戦争思想、そしてユク・ホイが提唱する「思考の個体化」について。2項対立を中和するのではなく、新しい概念を発明するとはどういうことか。自分の立場から思考を形にすることの意味を考えました。 今回、初めての試みとしてメモ記事を出しました!話聴いてるだけだとかなりわかりづらいので、よければこちらも合わせてどうぞ! 【メモ】 #44 「ポストヨーロッパ」と「思考の個体化」https://note.com/rfv_podcast/n/n1c78ec05d981 ■🔑 付け焼き刃知識だけど考えていることを言語化したい/ハイデガー、テクノロジーが発達した時期の思想家/「総かり立て体制」、世の中の全てが利用される資源になった/地球は惑星化し故郷を喪失した/形而上学が終わり、「西ヨーロッパ的思考に基づく世界文明の始まり」/古代ギリシャのテクネー(技芸)に戻ろうとしたハイデガー/西田幾多郎と京都学派、ハイデガーと相互影響/西谷啓二がハイデガーのもとに留学、1930年代/西谷がドイツで白米食ってめちゃうまかったエピ/「近代の超克」を掲げ日本の戦争思想に影響/ユク・ホイは香港出身、ハイデガーを批判/『中国における技術への問い』、「技術多様性」と「宇宙技芸」で惑星化を乗り越える/『再帰性と偶然性』では「技術多様性」を深掘り/『ポストヨーロッパ』では「思考の個体化」を論じる/故郷喪失を肯定し、「ひとつの惑星的な見地から立ち入る」/「思考は個人を通じて個体化する」/2項対立を中和するんじゃなく「新しい概念を発明」する/2項対立に斜め上のアプローチする作品が面白い/格差を中和するだけじゃない、なにか新しいアプローチが必要/「録音」と「肉声」の両立不可能性から新たな概念を生もうとしている! ■🔗 マルティン・ハイデガー ユク・ホイ(哲学者) 『ポストヨーロッパ』(岩波書店、2025年) 『中国における技術への問い』(ゲンロン、2022年) 『再帰性と偶然性』(青土社、2022年) 西田幾多郎 京都学派 西谷啓治 ベルナール・スティグレール ジャン=フランソワ・リオタール ■🗣️ さの(編集者) おか(アーティスト) ■📮 このポッドキャストは、おおさか創造千島財団の助成を受けて運営しています。 アートとテクノロジーに関して話を聞きたいこと、2人に話してほしいこと、こんなゲストに話を聞いてほしい、などありましたら、下記よりお気軽にメッセージください! https://forms.gle/TiRiirNAUu7P6h6J8 コメントもお待ちしております。 ■📡 Linktree Instagram X YouTube #44…

People in this episode

Hosts: Sano, Oka

Topics covered

  • 故郷喪失
  • 新たな概念
  • ユク・ホイ
  • ハイデガー
  • 思考の個体化
  • 京都学派
  • 戦争思想

Keywords

  • アート
  • テクノロジー
  • 哲学
  • 思想
  • 技術多様性

Mentioned in this episode

Products: ポストヨーロッパ, 中国における技術への問い, 再帰性と偶然性

Books & works: Beyond the Loss of Homeland, The Question Concerning Technology in China,"

Places: Tokyo, Earth, Germany, Japan, Hong Kong

More episodes of 録音の肉声 - アートとテクノロジーのポッドキャスト

Explore listener stats, chart rankings, contacts and more on the 録音の肉声 - アートとテクノロジーのポッドキャスト podcast page.